家探し101(東海岸)
ずっとブログが滞っていてすみません。北朝鮮に近い日本や韓国の緊迫した状況に心を痛めていますが、平和的な解決を祈ります。
私達の方は、まだ家探しをしていて、今日はようやく条件を満たすような家を見つけ、購入の手続きが出来そうでほっとしています。夫が細かい事務手続きがとても得意な人で助かっています。ここからは夫に引き継いでもらって、あとは手続きがうまくいけば引っ越しの準備です。引っ越し予定は6月末なので、これでもぎりぎりです。
miffyblog.hatenablog.com そこで、ご参考までに、アメリカでの家探しで学んだことをシェアしたいと思います。
1.家を買うときは、リセール(転売)の価値を考えて選ぶこと。万一家が要らなくなった時に簡単に売れるように、誰でも欲しくなるような無難な家を買うこと。デザイン重視の使い勝手の悪い家を買わない。
2.3ベッドルーム・2バスルームが一番人気があるので、それ以下の物件は買わない。風呂が家に2つないと、お客さんが泊まる時や家族が風呂に入るときにいつも順番待ちをすることになるため非常に不便。バスルームの種類は、
トイレだけ:ハーフバス(1/2バス)
トイレとシャワー:3/4バス(これも1バスに含まれます)
トイレとバスタブ:フルバス(1バス)
と呼びます。よくお値打ちな物件に1.5バスと書いてありますが、それだと風呂は家に1つしかないのでとても不便な家になります。ちなみに理想は2.5バスルーム以上です。
3.1階建ての家の方が家の価値が高い。
4.バス停や電車の最寄り駅から徒歩15分以内の方が家の価値が高い。
5.学校区がよく、治安もよい方が家の価値が高い。学校区のよい家を買っておくと、孫の世代までその家を活用できるかもしれない。
6.カーペットよりもフローリングの方が家の価値が高い。
7.玄関を入って、広々とした間取りの方が人気がある。
8.スプリットレベルという3段から5段の階段が沢山ある家はあまり人気がない。
9.電車の線路やフリーウェイの近くの家はなかなか売れない。
10.家の売買の歴史をみて、その家が以前売りに出された後すぐに売れたかどうかを確認し、もしすぐ売れるような家だったら自分が将来売りに出そうと思ったときにすぐに売れる物件なので買った方がよい。
11.ガレージは車が2台入る方がよい。
12.庭に木が沢山あると、庭の手入れにお金がかかるからあまり木がない方がよい。
13.雪の降る地域では、自分の家の前の歩道の雪かきが義務付けられているので、歩道がない家の方が雪かきをせずに済んで楽。
14.同居の場合はなるべくバリアフリーの物件を探すと、自分が高齢者になった時に買い替えなくてもよい。
15.マンハッタンの通勤圏である、ニュージャージー州、ニューヨーク州の郊外、コネティカット州で比較すると、ニュージャージー州が一番多文化でアジア人人口も多く、アジア人として暮らしやすい。アジア人の人口が多すぎるところだと、白人の方が逆に差別されることも。
まだ分からないこともありますが、とりあえずこんなことを学びました。日本と違って中古物件の価値がほとんど下がらないのはとてもいいと思います。(しかもほとんど中古物件しかない)