ミッフィーのブログ

明日への扉を開きたい

tactlessな人(絵日記英単語)

今日は下の子の学校のお誕生日会に行ってきました。こういうのは、いつも夫は留守番で仕事をし、私と子供二人で出かけます。通常親子でとても楽しく過ごせるようなイベントなのですが、パーティーそのものはよかったし、その一家もまあまあウェルカミングで子供たちも楽しめたものの、誕生会主催のファミリーの60代と思われるおじいちゃん(教会の牧師をしている)からかなりレイシストな発言がいくつかあり、アメリカに14年住んでいるけれどもワースト5に入るような不愉快な経験でした。ちなみに、お誕生日会参加者の子供たちは;

2人:教会の友達(アフリカ系アメリカ人)

2人:うちの子たち(学校の友達は誘われたのにうち以外だれも参加しなかった)

それ以外全員:家族と親戚(白人)

 

レイシストな発言1:

「フィリピン語が聞こえるぞ!フィリピンの出身なのか?」

Nice to meet youを言う前に、私たち3人が家に入ってきたときのおじいちゃんの一番最初の挨拶。失礼すぎ。しかも、子供たちも私たちも話していたのは日本語。アジア人=フィリピン人らしい。

 

レイシストな発言2:

「自分はフィリピンに16年住んでいたから、タガログ語は詳しい。さっき聞こえたのは日本語ではなく、タガログ語に違いない。」

タガログ語と日本語の区別もつかない。自分のミスを絶対に認めない。

 

レイシストな発言3:

「あんたはいったい誰だ?〇〇(上の子の名前)とどういう関係だ?」

私は〇〇のママですけど、似てませんかね?上の子がローカルな人っぽい顔つきだから、親子に見えなかったらしい。

 

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義母にも報告したら、tactless!という気の利いた言葉が返ってきました。ちなみに気遣いが出来る人はtactfulといいます。

彼女は外見が白人っぽいのであまりこういう経験はないようですが、呆れておりました。中国系・韓国系・日系のアメリカ人は、これと似たような経験が必ずあるそうです。私だけかと思ったら、やっぱりみんなそうなのね。

 

miffyblog.hatenablog.com

 

 こんな映像もあるので英語の練習にどうぞ。

www.nytimes.com

語学が出来れば受け入れてもらえるというわけではなく(語学ではなく見た目)、かえって語学が多少出来た方がいろいろ分かってしまって嫌になるかもしれませんね。

それで、今日は最悪だったという話を夫にしたら、

「そのおじいちゃん、ドナルド・トランプだから仕方ないよ!」

でも、教会の牧師というのはありえない。夫がアジア人で、私の気持ちを分かってもらえてよかったです。