ミッフィーのブログ

明日への扉を開きたい

サラダの話

私たち夫婦は結婚17年だけれども、今でもよくケンカをする。17年一緒にいて言えることだけれども、誰でも完璧ではないから、どこかで我慢するしかない。彼は頭が切れてユーモアのセンスもあり、みんなにも好かれているけれども、私にとって、夫がアメリカ人に帰化したにも関わらず、昭和な人ということが一番のストレスの原因となっている。それは、彼が若い時に日本に14年住んでいたからかもしれない。

でも、私もそういう人を引き寄せてしまったから仕方がない。夫が私に夢中になってしまったのも、私がお料理が上手だったり、飲み物や食べ物をサーブするのが上手だったからで、私はそういうことをしたのは、別にもてたいからとかではなく、今思えば日本人女性として一般的に要求されていることをなんの疑問も持たずにしただけかもしれない。

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でも、アメリカに長く住めば、ドアは男の人が開けてくれるし、女性は日本よりももっと発言権がある。私も現代風な女性にすっかり変わってしまったので、それに適応できない夫はストレスをためるしかない。私はお料理を作るときに、いつもありがとうとか、おいしいとか夫に言わせているけれど、もし言わないんだったらお料理を作るつもりもない。男性が50パーセント以上家のことをしないんだったら女性は家事を外注するべきだし、女性の社会進出もありえない。男性と平等になりたいなら絶対に仕事はした方がいいし、収入の差も少ない方がよいと思う。

義母の世話だって、私は今は義務というよりは自分のためにしている。イエス様だったら義母をどうやって扱うだろうかと想像したときに、なんのお返しも出来ない人を助けるのはきっとイエス様の望まれることだろうし私はそれだったら自分の出来る範囲でしたいと思う。

こういうことを言っていると、うちの母などにはあなたは海外に行って変わってしまったわね!と呆れられるけれど、女性だから不平等というのはもううんざり。それは人種差別と同じだと思うし、絶対に長いものにまかれてはいけないと思う。私の場合、度を越してしまってママの絶対王政になってしまわないように気を付けているけれど。