ミッフィーのブログ

明日への扉を開きたい

Happy Father's Day!

6月14日は夫がアメリカ人に帰化した特別な日でした。最近は帰化のための試験と宣誓式とを同じ日にする会場もあるらしく、夫は一日で全部の用事を済ませることが出来てラッキーでした。

私も子供の学校の行事が終わってすぐに駆け付け、到着後すぐに宣誓式が始まり、ぎりぎりで間に合いました。この会場では宣誓式は一日3回ほどありますが、1回目の式で帰化した新しいアメリカ市民合計90人は、なんと38か国の出身で、その中でも一番多かったのは、コロンビア、ロシア、インドなどでした。ちなみに日本人はゼロ。さらに、そこには上の子の学校のお友達のママ(多分中国人)がいて、同じ日の同じ時間に帰化したなんて、すごい偶然でした。それにしても、NYにはインド人が多い気がします。夫の会社もインド人だらけだとか。アメリカ人は算数が弱いからか?

式では大統領のビデオメッセージなど、いろいろなビデオが流れ、その中でも、

"Opportunities are only limited by your determination and faith."

というのがとても感慨深かったです。私のアメリカでの最初の仕事を通してグリーンカードを取得し、こうしてこの日を迎えることが出来たのですが、考えれば考えるほど、何だか不思議な気持ちです。その仕事だって、私の力で得たわけではなく、全部神様のお導きだったのです。

私は帰化するつもりはないけれども、夫も子供たちもアメリカ人なので、ここにいるのが自然で、何かを成し遂げるようにと呼ばれているのかなぁと思いました。とても恵まれた立場にいることをいつも感謝して、社会に還元できればと願います。

ちなみに夫が帰化した理由というのも、フィリピンのパスポートがあまりに不便で、どこの国に行くにもビザがいるのです。彼にとっては、本当に置かれている立場が全く変わってしまう出来事で、これまでの苦労が報われたようです。

立場が変わると言えば、キリスト教でもクリスチャンになると天国のパスポートがもらえるというような例えをします。これまでの自分は闇の中を歩んでいたけれど、これからは神様の子供として新しい立場で生活できるのです。

神様からの絶妙なタイミングで夫に父の日のプレゼントが天から降ってきましたね。Happy Father's Day to the most blessed dad in the world!