ミッフィーのブログ

明日への扉を開きたい

来客にではなく、家族にご馳走を作る

図書館で借りれてやっと話題のこの本読んでみました!

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質

服を10着にするという話はもうブログ等で何度も聞いたことがあったのですが、目からうろこだったのは、よそ行きを普段使いにというアイデア

私は今日はお客さんが来るからいいお料理を作りましょうとか、テーブルコーディネートをしましょう、掃除を頑張りましょうというイメージでいつも家事をしていましたが、家族のためだけに、毎日お客さんに出すような気合で料理をするのは真似してみたいなぁと思いました。それこそ、栗原はるみさんがいつも実行しているようなことですが。

抜粋です:

あの日、マダム・シックと一緒にイチゴのタルトを作ったことは、わたしにとって忘れられない経験となった。ささやかなことでも心をこめて行えば、毎日が素敵になると気づいたから。あの美しい小さいイチゴのタルトは、パーティー用でもなければ、来客用でもなかった。マダムが家族のためにームッシューと息子さんとわたしのためにー平日の夜に作ってくれたものだった。

毎日、自分と家族のために、盛り付けにもこだわって料理を作れば、食事の時間を大切にしよう、体によいものを味わって食べよう、という意識が高くなる。それに、心を込めた料理からは、かけがえのない家族と食卓の喜びを存分に味わいたい、というあなたの思いがきっと伝わるはずだ。

 

実は、夫によく言われていたのです。なんでお客さんにはいろんなものを作るのに、家族のためにはそれほど熱心に作ってくれない?と。そして、私はお客さんはたまにしか来ない。でも家族はいつでも私の作ったものを食べれるからと答えていたのですが、思えば、やる気が全然なかったなぁと反省。

イチゴのタルトなど凝ったデザートを毎日は作れないけれど、少なくとも盛り付けにこだわったりもう少し手をかけようかなぁという気持ちになれました。結局夫も子供達も自分の家が一番好きなレストランと言ってくれるので、ちょっと頑張ってみます。

アメリカ人は一般的にあまりキッチンで熱心に料理するタイプではないので、(あくまで一般的に)何だか低いレベルで落ち着いてしまっていたので、ようやくやる気が出てよかったです。